2025/09/26 17:22
名護市大浦――ここは豊かな自然が今も色濃く残る地域です。
センダンαの原料となる「センダン」は、この地で契約栽培していただいています。
その数なんと600本
2,647平米もの広い畑には、600本以上のセンダンの木がずらりと並びます。
一般的にセンダンの木は高さ20m以上に成長しますが、こちらの農地では台風対策や収穫のしやすさを考慮し、あえて高さを抑えて育てているそうです。
力強く育つセンダンの木
栽培はすべて無農薬。年に2回の肥料やりや、整枝のための剪定、雑草の除去など、丁寧な手入れが欠かせません。
実際にお話を伺うと、センダンへの大きな愛情を感じることができました。
丁寧な手入れをありがとうございます!
植えてから2年ほどのセンダンの苗木
収穫は年に1度、葉が青々と茂る7~8月に行います。
センダンαの生みの親である根路銘国昭氏によれば、この時期の葉が最も高い効果を発揮するそうです。
青々と茂るセンダンの葉
センダンは落葉広葉樹のため、9月頃から葉が黄色く色づき、冬には枝だけになります。
移ろう姿から、季節の変化を感じ取れるのも魅力です。
日々センダンを育ててくださっている沖縄北部森林組合の親川さんは、「植物は正直。植物の仕事は本当に楽しい」と語ってくださいました。
その言葉通り、豊かな自然の中で大切に育てられたセンダンの木々は、力強くたくましい姿をしていました。
沖縄北部森林組合の親川さんと儀保さん
林業家の皆さんのこだわりや思いが込められているセンダン。
これからも、その魅力をしっかりと伝えていきたい――そんな思いを強くした一日でした。